8分団の組織
8分団は分団長・副分団長以下、3つの部で構成されています。
火災や台風の出場、行方不明の捜索、地域からの防災訓練の要請など一般的な活動以外に、団員は各部に所属して、書類作成や行事の企画・運営、機材の管理などを行っています。
方面隊役員
方面隊役員は第3方面隊(富士市の東部8・9・10・11分団)の代表として消防団全体の運営に携わります。
8分団には6名の方面隊役員が在籍しています。
大型ポンプ指導員 所属1名
火事場で必要な消防車から放水する技術・操作方法を富士市内の全団員へ指導します。
新入団員教育や日ごろの訓練など、消防大会に向けた訓練期間(約4カ月)は週2~3回の出場もあり、活動の多い方面隊役員です。
実績や指導力も必要になるため、選出された団員が指導員として活躍しています。
礼式指導員 所属1名
「気を付け、休め」など、消防団員の基本動作を富士市内の全団員へ始動します。
消防団のキビキビ動作は、礼式指導員から団員へ受け継がれています。
大型ポンプ車の指導員と同様に活動の機会も多く、選ばれた団員が指導員として活躍しています。
ラッパ隊 所属2名
出初式・消防大会・消防まつりや富士まつりなどの式典を、団員の士気を高める勇壮な演奏で彩ります。
昔は火災現場で命令伝達(放水開始など)の為に使用されていましたが、現在は式典などの演奏で消防団員の士気や団結を高める役割に変化しました。
各式典に向けて、普段の仕事や家庭と並行しながら週1度の練習を頑張っているラッパ隊です。女性団員も所属しています。
広報委員会 所属1名
年に1回発行される「消防団だより」の制作に向けて、記事の依頼・構成・写真撮影などを行います。
約2か月に1度の編集委員会で、団員やご家族からいただいた記事の確認や修正を行いながら、消防行事や各記事に関連した写真撮影など、年間を通して活動しています。
確保委員会 所属1名
消防団員の確保に向けた話し合いをはじめ、SNS・チラシ・ポスターの作成など様々な活動を行っています。
応急手当普及員 所属5名
人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使用方法などの普通救命講習を一般の方にご指導できる消防団員です。応急手当普及員は24時間の講習と筆記試験・実技試験の合格が必要な公的資格になります。
毎年夏に吉永北地区での社会人や中学生対象の講習会、防災訓練での実技指導、消防団員に向けた講習会などが主な活動です。
要請を受けた場合は、消防団員が講師となって地元住民の方などにご指導させていただきます。
三輪消防車復元プロジェクト
富士市内の消防団員の有志と協力して、8分団からも8名の団員が動かなくなった三輪消防車の復元に協力しました。
消防団のアピールや広報面で消防団のマスコットとして、団員募集に繋がるように願い、約3年の歳月をかけて復元に至りました。
8分団について
和気あいあいの雰囲気が特徴の消防団です。
ほとんどの団員がサラリーマンで、地域行事や災害時の活動は、家庭や仕事のバランスを考えて参加できます。
いろいろな作業を仲間で分担しながら、各自のペースで参加できる消防団になります。
吉永という富士市内では小さな地域になりますが、消防団の人数は30名以上と多い分団です。雰囲気の良さが団員数に繋がっていると感じています。
地域の行事の際は消防車の近くにおりますので、仲間同士の雰囲気を見ていただいて、興味があればお気軽に声をかけてください。