応急手当普及員は、心臓マッサージ(胸骨圧迫)やAEDの使い方などを指導する救命講習の先生のような資格です。
資格・免許の更新には3年に1回の再講習が必要になます。
今年度の対象者は富士市内で25名、8分団からは3名が対象となり再講習を受けてきました。
指導する先生側の講習会になりますので、先生役と受講生役を交代しながら進みました。
受講生役は、あえて間違える。先生側は、その箇所を見つけてアドバイスする実践的な講習会です。
また、本職の救急隊の方が各グループの講師として、今後の指導に活かせるポイントを的確にアドバイスしてくれました。
胸骨圧迫では肘を伸ばすことの重要性や、ポケットマスク(傷病者に触れずに人工呼吸を行うことができる器具)の正しい押さえ方を教わりました。
各グループでは消防団員からたくさんの質問が挙がり、救急隊の皆様はとても熱心に対応してくださいました。
貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
今回の講習で得られた知識や技術を、今後の救命講習で活かしていきたいと思います。
応急手当普及員は、地域の防災訓練や小中学校の救命講習で活躍しております。
消防本部や地域の消防団にお声掛けください。