消防団員の研修会

年に1度、新入団員教育と同じ日に色々な研修や講習会が開催されます。

前回の記事でご紹介した新入団員教育は新入団員が消防団の基礎を学ぶ研修会です。

消防団員に必要な知識や心得などは座学で学びます。

今年度は雨が降ったりやんだりの天気で各個訓練(気を付け・休めなど)は室内で行われました。

いつも晴天に恵まれる季節ですが、室内での開催は珍しくレアな体験だったと思います。

こちはらご指導してくださった礼式指導員の皆様。帽子の先がオレンジ、足元が脚絆(きゃはん)は指導員の目印です。

機関員講習

主にベテランの消防団員が参加します。火事場での放水や注意点など、消防車の操作方法について本署のプロの方から説明・アドバイスを受ける講習会です。

真剣な表情で説明を聞かれています。8分団からは2名が受講しました。

本署の方の説明はいつも丁寧で、色々な質問にも経験を踏まえながら熱心に説明やアドバイスをしてくれます。

火災の現場では水利(水場)からの本署の消防車への中継(送水)など協力する事も多いです。

中堅の消防団員の皆さんは気を付けもキレイで決まってますね。

庶務講習

更にベテランの消防団員が参加して、普段の活動や火災現場での出来事を書類にまとめる方法を教わります。

必要な資材の申請方法、訓練の計画や報告の仕方、火災の出場や現場で押さえるべき情報など、日頃の活動で上役の方が把握する内容です。

消防団にも階級があって、分団長・副分団長・部長・係長・班長・団員などがあります。

分団長研修

富士市内の全分団長(1~31分団)が集結して、消防庁舎にて研修会が行われます。

左手の緑の腕章が分団長の目印です。

このような研修会が年に1度開催され、必要な知識・技術を習得して日ごろの活動に生かしています。