9月1日は防災の日。今年は西比奈(にしひな)地区から消火器の使い方と救命講習の依頼があり実施させていただきました。
参加者は約60名で3グループに分かれて、ローテーションする形で進みます。
1つめのグループは防災講話。町内会長さんが熱心に話されていました。
2つめのグループは消火器の使い方。
普段は水が出る消火器で簡易的に行われますが、今回は実際の火と本物の消火器での実施となりました。
「やったことがある」という経験は、今後の迅速な行動につながります。万が一の時は、今回の経験が生きてくると思います。
3つ目のグループは救命講習です。
応急手当普及員(救命講習の指導者)が中心になって、胸骨圧迫の方法やAEDの使い方を説明させていただきました。
参加された皆様には胸骨圧迫を行っていただき、胸を押す場所と深さ(大人は5cm)の確認、そして「思ったよりも疲れる」ことを実感いただいた印象です。
AEDはフタを開けると自動で流れる音声に従って操作ができる事、そしてパッドを貼る位置や傷病者から離れるタイミングなどをアドバイスさせていただきました。
とても熱心に受講いただき、応急手当普及員もやりがいを感じながら活動できたと思います。
8分団にとって火を使った消火訓練は初めての試みでした。
仕事が終わった後に集まって資材の準備や火の調整など、防災訓練のご依頼によって新たな経験を積むことができました。
今回の訓練が、防災意識の向上と今後の地域防災に繋がりますと幸いです。
貴重な経験の機会をいただきありがとうございました。